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物体の温度と電磁放射スペクトルの関係

温度を有するあらゆる物体は、表面から電磁波を放射しています。 表面の放射率が100%の物体を完全黒体といい、 この完全黒体が放射す電磁波のスペクトルと表面温度の間には、プランクの放射則と呼ばれる関係があります。
グラフのように、物体の温度が高いとスペクトルのピークは短波長へシフトし、低いと長波長にシフトします。
当社の遠赤外線カメラの感度波長域8~14μmは、 グラフより0~100℃近辺の放射スペクトルのピークに相当するため、 室温付近の温度を画像化するのに適しています。

また、温度T(K)の完全黒体が放射する、放射強度P(W/cm2)は次式で表されます。

P=5.68×10-12×T

これは、ステファンーボルツマンの式と呼ばれ、放射温度計測の基本となる関係式です。

分光放射輝度/光の波長の関係

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